深掘りしてみました ②

2022年09月23日

皆さんこんにちは、蔵前住宅の小林です。

 

台風が去ったと思ったら、また接近中とのこと

せっかくのシルバーウイークが…😢 と残念がっている方も多いかと思いますが、

後半は晴れの予報なので、思いっきり楽しんでいただきたいです。

 

 

 

 

 

さて、前回壁の中を覗いてみました。

今回は壁です!

壁といっても、見えていない壁。

下地材です。

 

 

 

深掘り② 下地のボードてどんなの? 

 

 

では見ていきましょう!

 

 

まず、建築で言う下地(したじ)とは、主にフローリングやフロアタイル、ビニールクロス、塗り壁、などの仕上げ材を設置するためのものを言います。

家の柱や土台などの基礎工事で使われるものですので、建物が完成すると目に触れることがほとんどないため、施工時にしっかりと使う場所やメリット・デメリットを知っておくといいと思います。

 

 

 

 

今回みていくのは

外壁に使用した「壁武者」。

 

名前からして強そうです。

 

 

壁

壁武者は、ファイバーボードの1種、パーティクルボードです。

簡単に言うと繊維版、木のチップを固めて板にしたものです。

 

特徴は

・木材の持つ欠点を除去できること
・強度を均一に高められること
・廃材の再利用でエコである

地震に強い面材である

 

強いだけではなく、環境にも配慮した製品です。

住宅は多くの資源を使用し、廃棄しますよね。

それならば、少しでもそういった負の部分を解消できるものを使っていけるといいですね。

 

 

仕上げ材を美しく見せる!住宅の強度を高める!といったことに『下地』の選定は重要ですが、

それだけではなくSDGs的な視点もあると最高だと思います😄

 

今回は蔵前住宅は環境にも配慮して施工しているよ!というお話でした(笑)